皆さま、ごきげんよう
かえるcafeです。
人は無限の可能性がある。あなたにも、わたしにも。
かえるcafeです。
人は無限の可能性がある。あなたにも、わたしにも。
為せば成る、為さねば成らぬ、何事も。
やればできる。
I can do it!
すばらしい言葉です。私を含め、何かを成し遂げようとする人たちに勇気
を与えてくれます。
でも。これだけが現実じゃないですよね。
実際には出来るときと出来ないときがある。
私が学生のころ、よくあったことです。
新しい問題集を買ってきまして。
この問題集はとても評判がよくて、1冊終わる頃には素晴らしい実力がつくらしい。という話です。
新しい本ですから、買った私も気分が盛り上がっているわけです。
そして、学習計画などを立てます。
「毎日1章、問題を解くぞ。24章あるから、1ヶ月後には実力がUPするはず!」
1日目は1章をクリアします。
2日目もなんとか。
3日目あたりに息切れしてきまして・・・
1週間たつころには、やったりやらなかったり。
実力がついているはずの1ヶ月後には、文字通り「積ん読」状態で全く開かなくなっております。
。。。というようなこと。私は懲りもせず何度も繰り返しました。
。。。というようなこと。私は懲りもせず何度も繰り返しました。
私の「新しい問題集で成績アップ計画」は失敗に終わるわけですけど、
これの何が問題なんでしょうか・・・
考えられる要因として、
問題集が実力に見合っていなかった
もともと飽きっぽい性格で、努力が嫌いだ
そもそも勉強が嫌いで、勉強する気がない
・・・等の身も蓋もない理由も考えられますけど、ここはおそらく
勉強の計画に無理があった
これが最大の理由ではないかな、と思うわけです。
無理な計画→達成出来ない→あきらめる
という単純な図式です。
こういう経験は私だけじゃないと思うのです。
読者のみなさまにも、わかるわかる!!と賛同いただける方がいらっしゃると思うのです。
今回は私の勉強計画でそのまま話を続けさせていただきますね。
さきほど「無理な計画→達成出来ない→あきらめる」という図式を示しましたが、最初の「無
理な計画」を立ててしまったのはなぜか?という疑問を解決することが、この「問題集放置問題」の解決につながりそうです。
この「無理な計画」をたてたのは誰かというと、他でもない私自身です。
でも。問題集をうっちゃっている「現在の私」ではありません。
「新しい話題の問題集を買って、やる気に満ちあふれ、高揚した私」です。
言うなれば、エネルギー満タン、チューニング完了。ベストな状態。
この状態ならい1日1章の問題を解くことは充分可能なのです。
その証拠に1日目はきちんと1章やってますよね。
でも、私はいつでも完全充電が可能なマシンではないのです。
調子が良いときも、悪いときもある。
つまり、「無理な計画」を立ててしまった原因は、
「ベストな私」を基準に計画を立てたから。
「ニュートラルな私」が基準だったら、2日で1章がちょうどいいのかもしれない。
そうしたら、2ヶ月で1冊がニュートラルな私に見合ったゴール設定かもしれない。
調子が上がった日は多めに、悪い日は少なめにしても、毎日の学習量に多少の差はあれ
ど計画から近いところでゴール出来たでしょう。
「出来るか出来ないか。ニュートラルな自分の実力で見積もろう。ベストの自分は通常の実力以上」
学生生活を終えて学習計画をたてなくなっても、このベストで見積もる癖は顔を出します。
「出来るか出来ないか。ニュートラルな自分の実力で見積もろう。ベストの自分は通常の実力以上」
学生生活を終えて学習計画をたてなくなっても、このベストで見積もる癖は顔を出します。
たとえば。
①自分のキャパシティをぎりぎりの仕事を背負い込んでしまう。
↓
②無理がたたって体調を壊してしまう。
↓
③結果的に同僚に迷惑をかけてしまう。
↓
④信頼を取り戻すため、少々キツめな仕事も請け負ってしまう。
↓
②に戻って無限ループ
とか。
よくあることだと思うのですが・・・
がんばれば出来る仕事量は「ベストな自分」用です。
それは期間限定、常にフル充電ではいられません。
ニュートラルな自分の実力で仕事量を請負いましょう。
それを続けることが、ニュートラルな自分を大きくすることに繋がります。
これこそ長く仕事をする上での信頼を得る近道です。