マインドフルネスって何?
ごきげんよう、かえるcafeです。
かのスティーブ・ジョブズ氏もGoogleの社内研修も取り入れているという「禅-ZEN-」。
あるものをあるがままに感じる。
暑さ寒さも「自分は今、暑い(寒い)と感じているな」と、捉える。
喜怒哀楽も「自分は今、喜んで(怒って)いるな」と、捉える。
そこには善悪、美醜、真偽すらも無く、すべての事柄はジャッジされない。
自分の感覚をただ、客観的に観察する。
あるものをあるがままに捉え、受け入れるだけ。
マインドフルネス瞑想は、この禅の考え方と出発点を同じくする瞑想法です。
マインドフルネス瞑想の効果
-ストレスをなくす
-幸福感を上げる
私ははじめて「マインドフルネス瞑想」と聞いたとき、
またアヤシイものが流行りはじめた…と思った事を正直に告白します。
しかし話題になるという事は何か理由があるはず。
マインドフルネスを勉強したところ、特にアヤシイものではありませんでした。
きちんと医学的な効果も報告されており、国内外の臨床現場で使われています。
喰わず嫌いはいけませんね。
瞑想と言っても難しくはありません。
まず、リラックスして座り、目はうっすらと開けます。見えるものは見えるままに。
全身の感覚を感じ、ゆったりと呼吸を感じます。
手の感覚、足の感覚、呼吸、周囲の音など。
すべて「今、ここで起こっていること」を、あるがままに感じます。
頭の中に思考がよぎっても、考えたり、無理に打ち消したりしません。
ただ、頭の中に思考が流れるにまかせ、またそのことを感じます。
思考が巡って、その思考に囚われてしまうなら、その雑念に「雑念」と心で唱え、手放します。
雑念は、 「今、ここで起こっていること」ではありませんから。
そしてまた、呼吸や体の感覚に意識を戻します。
あるがままを受け入れていくと、時間は静かに穏やかに時間が流れていきます。
時間は5分でも10分でも構いません。もちろん、もっと短くても長くても。
慣れた方は30分くらいとか?
時間がきたら、そっと目を開けます。
あなたは瞑想後のすっきりとクリアになった頭で、目に映る世界を見ることになるでしょう。
この目の前の景色こそが「今、ここで起こっていること」です。
禅寺で座禅を組むのは敷居が高いけれど、マインドフルネス瞑想なら日常に取り入れやすいです。
たくさんの本が出ていますので、ご興味のある方はご覧になってみてください。
私もいくつか読んでみましたので、参考までにご紹介します。
~1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門
吉田昌生 WAVE出版 (2015/1/19)
★瞑想CDが付いており、3~10分程度の瞑想をガイドしてくれます。日々の瞑想に使いやすいです。
実践!マインドフルネスー今この瞬間に気づき青空を感じるレッスン 注意訓練CD付き
熊野宏昭 サンガ (2016/9/1)
★医師であり臨床心理士である著者による本格的な、かつ簡潔な入門書です。理論的で理解しやすいです。
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